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214.今日は「1,2,3」だね

インフルエンザが大流行していて、

欠席者が目立つどんぐり学舎です

さらに、積雪のため車が出せない…という理由での欠席の連絡も

安全第一

気をつけてくださいね

 

昨日は「1月23日」でした

お休みの子ばかりだった火曜日の授業のはじまりに、

日付を書くボードに書いて気づいたわたし

「あ、1.2.3だー」

独り言です

「そうなんだよー」

と1年男子Rくん

「ほんとだあ」

と4年男子Dくん

「1,2,3,4はないのかなあ…」

また私の独り言です

「えーっ…そりゃ無理でしょ、234日になっちゃうよ!」

1年男子Rくん即答

「待って待って、12月3日も1.2.3だよね…」

「それでもダメだよ、34日なんてないもん」

「12月34日かあ…ないかあ…」

「1,2,3,4はないのかなあ…」

3人でしばし黙って思考…

 

Rくんの口から「にひゃくさんじゅうよん」なんて大きな数字を聞いたのは新鮮でした

どんぐり問題で、大きな数字が出てくると明らかにめんどくさそうな顔をするRくん

それでも、会話の端々には数感覚の正常さがかいま見えるので、

ただただ、「問題」として取り組むと頭が止まる…というような、状態なのかなあ…と

観察していました

 

この日彼が選んだのは「1MX65 筋肉豆腐」

0MXはほとんど終わってしまって、1MXから選んでいる最近、

なかなか解けなくて悩むことも多いので、今回もどうかな~と楽しみに

 

読み聞かせ方式なので、

私が読んだところまで絵にします

 

●朝早く目覚めたハム次郎は、どういうわけか、突然、もっと筋肉を付けようと思い、

どうしたら筋肉が付くのかを色々と調べました。

 

絵が描けると「はいっ」ていうR君

 

クロッキー帳をのぞくと、ねずみのような小さな生き物が、手に何か持っています

「これななんだぁ?」とあとで聞くと、

「ケータイ。」

笑…

これね、おもしろいですよね、「色々と調べました」っていう部分を絵にするとね、

私の今までの経験では、

第1位 パソコンに向かってカタカタ調べているハム次郎の図

第2位 大きな百科事典のような本を開いて調べているハム次郎の図

で、

最近増えてきたのが

第3位 手に携帯(スマートフォン)を持って調べているハム次郎の図

 

時代を反映するんでしょうか

自分ではパソコンや携帯で調べることはない(はずの)低学年の子ですから、

「身近な大人が調べものをするときにどうやっているか」というシーンが思い出されるんですね

興味深いことです

 

問題はつづきます

●その結果、筋肉豆腐の半分が蛋白質で、

 

「はいっ」

 

●その蛋白質の半分が筋肉になることをつきとめました。

 

「はいっ」

 

「たんぱくしつ」という、耳慣れない言葉に、「なんだって?」という反応があり、

手が止まったので、「豆腐の中に入っている栄養のことらしいよ」と助言

「ああ、」と描き続けました

 

●では、100gの筋肉を付けるには筋肉豆腐を何グラム食べるとよいでしょう。

 

頭の中で数える特徴があるので、「全部書くのだよ」と前回アドバイスしたばかりでした

真四角に書いた豆腐の半分を赤く塗って、「これが蛋白質」と

それから、それをさらに半分にして「これが筋肉」と

そして、100グラム

と書き込みました

 

その絵を見て「400じゃん」とつぶやいたR君

 

答えが出たなあ…と思ってしれ~っと待っていると

なにやら一生懸命描き出しました

小さな○を、たくさんたくさん…

途中、手首を振ったり、「ふうー!」と言ったりしています

描き終えて、持ってくると、

「説明を描いていたんだよ」と

400個の○を描いたようでした

 

ただ、筋肉豆腐の絵にも「100グラム」が4つ描かれています

きっと、「100グラム」って言葉を書き込んだのではダメなんだ、と自分で判断したのですね

 

おしゃべりの中で、数感覚があることがわかっているので、

あとは問題を解く時に、どのように駆使するか、というところなんだと思っています

それでも、子どもなりの工夫や、解法は限りなくあり、

ただただ、圧倒されます

 

ものすごくよく描けた絵図だったので、あとから小さくメモ書きを入れたのですが

じっとわたしの手元を見て、

「ねえ、ねえ、そんな風に書いて、手が痛くならない?もう、手が痛くって痛くって!」

と…(爆笑)

400粒描いたんだもんね、手が痛くもなるよね

 

子どものすることって、なんて非効率!なんて遠回り!

それでも、全部意味があって、もう、大人にはわからない、

効率、効率…で生きている人には気づかない、素敵な回り道です

 

1ヶ月に234日もないよ!って

即答できるってことは、

だいたいどの月も30日くらいまででしょ、って知っているということ

 

1週間が何日かわからない

昨日、今日、明日、あさって、それから昨日の前の日、がわからない、

手が止まり、混乱する子もいます

 

教えなくていい、

ただただ、一緒に生活を楽しむのみ

秘訣としては独り言を少し意識して多めに(笑)

子どもはよく見ていて、よく聞いています

 

親が「調べもの」をするとき

どうしているのかも、ね

《2018年 1月24日投稿》

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