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25.わが子の友達とどんぐり学舎

自分の子が小学生である今、どんぐり学舎に来る生徒が、我が子に関わる、

または同世代の旧知の友人の子である可能性があります

実際に、どんぐり学舎にはわたしの同級生のお子さんやむすめたちの友達も来ています

親戚の子も

 

中学生や受験生になってもしばらくは

「ただの生徒」としてのお子さんではなく、我が子に関わりのある子、友達や、

友達のお子さん達が生徒さんになる可能性があります

 

入塾を検討中に「やりづらい?」と遠慮されることもあります

そうですね、元々知っている人のお子さんだったり、むすめたちの友達だったりすると、

ふつうはやりづらいのでしょうか

たとえば「でき・ふでき」を気にしたり、中学生であればあからさまに順位や志望校など、

たとえ友達でもできれば隠したいようなプライベートなことを

わたしが知らなければならない立場になるわけですから

 

でも、わたしとしては興味本位で生徒さん達の成績を見たり「でき・ふでき」を気にしたり

それを知ったからといって誰かに話したり

当たり前ですがするわけもなく

 

むしろ我が子がどんぐり学舎の対象年齢である間は特殊な期間だと思っているのです

 

20歳そこそこでこの仕事を始めました

若いお姉さんの頃の、生徒との関わり方

完全なる未熟者なのに、年齢が近いのもあって生徒達とわいわい楽しくやっていました

年上の親御さんにも図々しく関わりを持ち、ずいぶんと大切にしていただきました

今より全然なにも知らないのに、言いたいことも言っていたと思います

 

結婚して、出産して、赤ちゃんを抱えながらの生徒さんとの時間、関わり方

現在の部屋で授業をし始めた頃は、長女が乳飲み子で、授業前に寝かしつけるのが常でしたが

途中で泣き出し、夫が帰っていれば見てもらえるのですが

そのままおんぶして授業をしたこともありました

次女を産んだときには受験生もいたので、入院前日まで授業をし、

退院翌日から再開しました

次女をおぶって授業していると長女が泣きながらおりてくるので

教室のわたしの足元に子供用布団を敷いて寝かせておきました

今思えばなんと滑稽な風景でしょう

授業をする私の背には赤ん坊が

足元には幼児が眠っているのです

それでも生徒さん達は逆ににこにことわが子達をあたたかく見守ってくれ

ちゃんと2人とも寝かしつけてから授業にはいると

「今日は静かですね…大丈夫ですか?」などと気にしてもらうほどでした

わたしとしては育児と仕事の狭間に立ってストレスを抱えていましたが

当時もそんなわたしの仕事の仕方に理解を示してくださる生徒さんの親御さんたちと

子育ての先輩方に応援していただきながらなんとかこなしてきました

 

わたしの教室はわたしの人生と共に変化し、成長しているのです

我が子を授かって、子育てをしている母である今、

やはりどんぐり学舎も同時に育てているわけで

生徒の保護者のみなさんがすべて先輩だった頃から始まって、

今は同世代か、わたしより若い方もちらほら

そのうち全員が後輩になって、

最後にはおばあちゃん先生になっていく

もしかしたら

孫がどんぐり学舎に通ってきてくれるかもしれない

成長していくどんぐり学舎と、我が子と、その友達

その時その時のどんぐり学舎の景色を

目と心に焼き付けていきたい

 

だから今から数年間、むすめたちがどんぐり学舎の対象年齢である間は

とっても貴重な期間なのです

わたしはやりづらいなんて思っていないのです

 

糸山先生はこうおっしゃいました

「子どもたちをよろしく頼みます」

 

わたしがどんぐり先生になって、最初のご挨拶をしたときに

そう返事をくださいました

 

わたしは、ご縁のあったすべてのお子さんたちを大切に思います

不思議と教室に入ると、友達の子だろうが娘の友達だろうが親戚の子だろうが

そういう意識はなくなります

この子達を楽にしてあげたい、そして、伸ばしてあげたい

心からそれだけを思うのです

 

わたしにお子さんを預けてくれている方々、友達、

ご理解いただけましたか?

遠慮しなくていいのです

《2013年 9月5日投稿》

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