ここのところ仕事が大詰めで
「だれか家事をかわってくりぇーー」と天に向かって叫んでいたら
天使が降りてきてこう言いました「ごはんつくってあげる」
メニューは誰かにもらった子ども向けの料理本で真剣に選んでいました
私に手や口を出されるのはいやみたいで
もくもくと作業に集中しています
まずは…ウィンナーを切っているようです
この天使の保育園では
年長児が順番に園で飼育しているにわとりの世話をするのですが
当番の日は早めに登園して鶏舎の掃除、そして大きな包丁とまな板を出してきて
園庭でえさのみじん切りをするのです
他のクラスの子が遊んでいたり
まわりをにわとりが走り回っていたりする中
普通サイズの包丁で淡々と作業をこなす年長児はさすがです
怪我をする話も聞きません
今度は豆腐を切っているようです
家ではこの果物ナイフのような包丁を好んで使います
なぜかしら
ちいさいひとにはちょうどいいのかなやはり
さて鍋に水を張ってなにやらだしもとっています
頭とワタがちゃんととってあります(ま、これはちょっと口を出しました)
投入はさすがにビビっていました
お湯がはねる!あっついよぅ!
さてもう一品はどうなったでしょう
おっかなびっくり
始まりました
できあがったようです
みんなでおいしくいただきました
ありがとう~
そういえば先日NPOでのママたちとの座談会で
私がどうやって育児と家事と仕事を両立?してきたか
質問されて改めて考えました
確かに
夜も仕事をしているので夕方から夜にかけてが1日のうちで一番忙しい
長女ひとりのときはもっとのんびりできたけど
長女が保育園で次女が家にいるときは
迎えの時間や二人をお風呂に入れて食事をさせて…
全部ひとりでしなければならないのでさらに夕方はパニック
だから当初からわたしは
朝3食作るようにしていました
朝ご飯、みちぇる氏のお弁当をつくりながら次女の昼ご飯、
そして夕ご飯の下ごしらえ、全部簡単なものですが準備をしておくのです
次女には11時頃から昼食を食べさせ
12時を過ぎる頃には午睡に誘導、
2時頃には起こさなければ夜の睡眠に響くので
その間に夕食を仕上げます
午睡から覚めた次女に軽くおやつをあたえ
(おにぎりやふかしいもなど。お菓子ではないです)
少し遊んだら保育園に迎えに…
戻ったらすぐに入浴、5時半か6時までには夕食をすませ
食休みしたら7時にはベッドに入ります
読み聞かせ用の照明をつけて平日は1冊ずつ、
休日は2冊ずつ絵本を読み、
灯りを消して眠りにつくのが7時半、
私は8時から(最近は7時からでしたが)階下で仕事に入ります
娘たちが熟睡し、私が仕事に入るとやっとみちぇる氏が帰ってきます
用意してある夕食をひとりで悠々と食べて
私の仕事が終わる頃には寝入っています
次女が入園する前は
昼間、仕事関係のことは一切する時間がなかったので
夜の仕事が終わってから数時間でなんとかこなしていました
睡眠時間はとっても少なかったです
今は次女が保育園に入園したので
昼間だいぶ片付くようになりました
でも午前の家事を済ませて書斎にはいると…
気づいたら4時!(迎えの時間!)なんてことも!
だから朝から夕食の支度をする習慣は変わっていません
個人事業って自己管理ができないと難しいですよね
自分で時間も何も決めなければならない、〆切りを決めるのも自分、
責任も自分…
この頃はあまりにも仕事がきゅうきゅうだったので
昼間に家事を終わらせることができず
実家を頼ることも時々ありました
平日はいつも3人で暮らしているので
実家で夕食やお風呂をもらうと幸せそうなむすめたちと私の両親
でもわたしは夜の仕事が控えているので
結局帰りをせかすことになるのです
「そんな生活で、どうやってこどもと遊んでいたの?」と聞かれ
考えたのでした
私は日中はほとんどがっつり向かい合って子どもと遊ぶことは
ありませんでした
一日中子どもが家にいるときはね
だって母には家事ってものがあるのです
長女はおっとりしていて
家事以外の仕事をするわたしの傍らで
おとなしく1人遊びをしたり
興味深そうに静かに私のすることをみていて真似したり
とてもラクでした
だから3歳までふたりで過ごしました
仕事との両立もわけなかったのです
ところが次女は仕事を少しもさせてくれませんでした
PCを起こそうものならあらゆる手を使ってやめさせようと
するかのような行動に出ました
だからわたしもすっかりあきらめて
夜、寝ないで仕事をする方法を選びました
それも限界で
保育園に2歳から入れてしまったのですが…
でも
ふたりに共通するのは
家事は一緒にできたということです
むかしのお母さんを考えてごらんよ
とみんなにも話しました
火をおこし、水をくむところから家事をしていた昔のお母さん、
たぶん一日のうちで子どもと向き合って遊ぶなんて時間
ほとんどなかったんじゃなかろうか
じゃあ、子どもは寂しい思いをして過ごしたかというと
たぶん今より子どもが立派に育ってる
それはなぜ?
おんぶの時期ならおんぶでほとんどの家事をして
お座りができるようになれば床のうえに置き
なるべく作業を見せました
バルコニーで洗濯を干すときも一緒に連れて行き
したいようにさせました
ハイハイの頃はバルコニーを行ったり来たり
手が届くシーツをひっぱたり
立てるようになると自分も干したがりました
1枚くらい再洗濯になろうとも
必死でこどもが1枚のタオルと格闘している間に
ほぼ他のものは干しきってしまうので
好きなようにやらせました
落っことして汚れても
しわのまま干されても
また洗えばいいのです
小さいもの一つくらいなら…ね
ミシンも縫い物も
アイロンもトイレ掃除も
子どもの前でも変わらずやっていました
雨の日以外は庭に出ますが
わたしはもっぱら草むしりをしています
池や花壇を作る大作業も
子どもと一緒にしました
土の上にちょこんと座って
泥だらけになりながら
私の動きを見ていたっけ
そんなんだから
教えなくても真似をするし
いつのまにかできるようになっています
飽きればおもちゃを出して1人遊びするし
キッチンでは「さわってもいい」ことにしている
ザルや器などを出して勝手に遊んでいるし
ふたりとも包丁の扉だけは絶対に開けないように
発語前から言い続けていたら今でも絶対に開けないのです
熱湯の鍋ややかんをわたしが持つときは近寄らない約束も
守ります
なんだろう
特別なことをしているつもりはなく
それがふつうだと
生活の中に育児があるんだってことがふつうだとおもうから
ずっとそうしてきています
むすめたちに尋ねればそれは
向かい合って遊んで欲しいっていうかもしれません
保育園に入った今、なるたけ向かい合う時間を多くとるようには
してるけどでもやはり
そう多くはないでしょう
これが一番いい方法ではありません
家事なんか放っておいて子どもと遊びに出かけなさい、
ってアドバイスされることもあります
時にはそんな日もあります
掃除もろくにせずに飛び出す日も
なんか買って来ちゃおうか~って夕ご飯を考える日も
週末なんかさぼりまくり
でも私は散らかっていると生きていけないほど整頓好きで
片付けられない症候群の逆みたいな症状があるので
それは何日も連続でできることではないのです
食事もそう、自分はいいけど、せっかく大切に体をつくってる時期なのに
むすめたちに変なものは食べさせられないなあ。って責任を感じるので。
おかげでむすめたちは
どこででも遊びをみつけていつでも楽しそう
どうしてもまとわりついて家事にならないような時には
一緒にごろんて横になって
飛行機ブンブンをしたりロデオをしたり
気の済むまでちょっとの間かまうと
満足して解放してくれます
以前見学に行ったシュタイナー保育園で
保育時間中に保育士が
大きな声も出さず
遊びを提供することもなく
淡々とただ
編み物をしていました
わたしの原点はやはりそこなのかなあ、と思います
「さぁ、みんな、遊ぼう!!!」
って保育園が多い中、
やはり珍しいけれど子どもたちはというと
子ども同士で解決できないことがあると保育士を呼びに来たり
一生懸命解決しようとしたり
それはそれはすばらしい自立ぶりでした
見学者であるわたしには
「もしかして遊んでくれるかも」という期待を込めて
…ひとり抱っこしてやるといつのまにか行列ができていて
「つぎ!」「つぎぼく!」「つぎわたし!」ってそりゃ~かわいかったです。
そんなこんなで我が家の天使たちはわたしにほっとかれたおかげで
甘えん坊の家事上手に育っております
将来楽しみだわ~
最近のコメント